2019年11月に、じぶん迷子奮闘エッセイ漫画
「39歳、私いつまでこのまんま?」(イースト・プレス)を
出版しました。





お仕事雑記
これは私にとって1つの転機になるような
とても思いいれのあるエッセイコミックスになりました。
最初は違う企画のものだった
「アラフォー女の悪あがき」というテーマは一緒でしたが、
いろんな女磨きの場に
取材やワークしに行く企画でした。
だけど企画書は完璧なのに、まぁ〜進まない!!
途中からこじらせてフィクション漫画のネームを送ったり…
半年くらい迷走していました。
最初の企画でネームが進まなかった理由
企画書のさまざま取材やワーク…
実は本心から「したい」と思ってなかったんです😂
「需要ありそう」「楽しいものが描けそう」と
頭で考えたことばかりで、
気合いれないとアポ取れない
以前行ったさいに説教された占い師さんや
中途半端なつながりの方々…など
がんばってしようとしていたのが本心だったんです。
担当さんの1言で心が決まった
あまりにも進まないので担当さんに正直に言いました。
「以前2万円出して説教されて凹んで帰ってきた
占い師にアポ取りたくないのが本音」だと…
そしたら担当さんが
「ごめんなさい、それおもしろいです!!」と大ウケ。
楽しいことだけがおもしろいことではない
と私は思っています
担当さんのこの一言で、
楽しくもなんともない今のそのまんまを描こうと
思えて2年かけてこのエッセイ漫画が描けました。
本音で描いたものは安心感しかない
今まで漠然ととっちらかっていた
胸の内のチグハグやぐちゃぐちゃを
分かりやすくするため
何回も何回もやり直して大変でしたが
脱稿したとき心の底から安心感がぶわ〜!っと出てきました。
ヘンな話、長年の便秘がやっと解消されたような
爽快感と充実感と安心感…!!
人生ではじめての体験でした。
そのとき
「もう自分に無理をしてものを描くのはやめよう」
と痛感しました。
そんなこんなで、
とっても思い出深い大事な作品です☺️